FXの共通言語はこれだけ覚えればOK!厳選20選【完全初心者向け】

FX基礎
FXで登場する言葉が難しすぎる!
FXの専門用語が多すぎるけど全部覚えないとだめなの?
そんな悲鳴が聞こえてきます・・・
FX おじさん
FX おじさん
私も勉強は大嫌いです!
すべて覚える必要はありません。
その都度グーグル先生に
聞きましょう。
この記事ではFX初心者が最低限覚えればいい
専門用語を20個にしぼってまとめました。
最初からすべて覚えてやる!と意気込むと必ず挫折しますので
FXをやっていきながら
”わからない用語がでてきたら調べる”程度でOKです!

FX初心者が最低限覚えておいたほうがいい用語

なぜ 専門用語を覚える必要があるか?トレーダーはある種専門職のようなもので
FXの世界にはとてつもない数の専門用語があります。もちろんすべて覚える必要も
ありませんし覚えなくても勝っているトレーダーもたくさんいます。

ここで紹介する用語は FXを勉強したり実践する上で最低限知っておけばよい
ものだけを厳選いたしました。 内容をすべて細かく覚える必要はありません。
なんとなく、こうゆうものだったなと理解できればOKです。

通貨ペア

通貨ペアとは取引する通貨同士の
組み合わせのことで米ドルと日本円の取引の場合は
USD/JPY(USドルとJPY(日本円)
ドル円(ドルエン)となります。この他にも
EUR/JPY(ユーロと円)ユーロ円(ユロエン)GBP/JPY(ポンドと円)ポンド円(ポンエン)など日本円がからむ通貨を
クロス円 といいドルがからむ通貨
EUR/USD(ユーロとドル)ユーロドル(ユロドル)GBP/USD(ポンドとドル)ポンドドル(ポンドル)などをドルストレート
といいます。

PIPS(ピップス)

FXにおける各通貨の共通の単位

各国の通貨の単位はそれぞれちがう為
ドルが〇〇ドルあがって
日本円が○○円さがりました・・

とかではわかりにくいので
どの国の通貨でもわかりやすいように
ドルが〇〇PIPS(ピップス)上昇
円が〇〇PIPS(ピップス)下落
のように変動幅を、共通の単位
しています。

(画像)

PIPS(ピップス)は
トレード結果をだすときにも

20PIPS(ピップス)の利益
とか
20PIPS(ピップス)の損失
とかいったりします。

(画像)

1PIPSの単位は
ドルストレートの場合

1pip=0.0001ドル(0.01セント)
小数点第4位の値

(画像)

10pip=0.001ドル(0.1セント)
100pip=0.01ドル(1セント)

クロス円の場合は

1pip=0.01円(1銭)
小数点第2位の値

(画像)

10 pips=0.1円(10銭)
100 pips=1円(100銭)

BID(ビッド)・ASK(アスク)

BID(ビット)(売値)
売ることができるレートです。

ASK(アスク)(買値)
買うことができるレートです。

スプレッド

スプレッドとは通貨ペアを
買うときと売るときの価格差
のことです。

(図解)

FXをはじめるとよく
こんな画面をみることに
なると思います。

これは
BID ビット(売値)
ASK アスク(買値)

真ん中にあるのが
SP(スプレッド)で

今は
BID ビット(売値)
は 〇〇円で

ASK アスク(買値)
は〇〇円

スプレッドは〇〇銭
となります。

スプレッドはFX会社に払う
手数料のようなものなので
なるべくスプレッドが
小さい会社を選ぶのが
ポイントとなります。

またスプレッドは
それぞれのFX会社が
決めている1取引単位
あたりの金額で

FX会社によっては
最低1通貨や100通貨単位
といった少額から取引できる
ところもありますが

大体の会社が最低
1000通貨から10000通貨に
しているところが多く

スプレッドは上記の値で計算すると
0.2 pips(0.2銭(0.002円)

10000通貨の場合は20円の手数料
となる。

スリッページ

ただし注意したいのはスプレッドは
原則固定の会社が多いのだが

大きな経済指標の発表や要人発言や
大口取引者の注文状況など様々な要因により、
瞬間的に急変動することがあります。

急変動時に成り行きの注文をすると
思っていた金額より不利なレートで
約定したりしてしまうことがあります。

注文時に指定した値段と約定した値段
の差をスリッページといいます。

主に下記のような時に発生しますので
初心者の頃は指標発表時などは
トレードを控えたほうがよいでしょう。

NY(ニューヨーク)市場が閉まる時間帯
日本時間で朝5時から8時付近まで

重要な経済指標の発表の前後

国際的に大きなニュースや事件発生時

要人発言(各国大統領やFRB議長 等)

 

相場

相場(そうば)とはFXにおいては 外国為替市場(がいこくかわせしじょう)
においての各国の通貨が売買が行われるときの交換比率のことです。

市場

市場(しじょう)
FXでは取引する時間帯によって通貨の動きが異なります。
これは各国の活動時間の違いによるものですが

日本時間で区切ると

東京市場     午前9時~午後20時
ロンドン市場   午前9時~午後20時
ニューヨーク市場 午前9時~午後20時

などが代表的です。

円高(えんだか 円安(えんやす

円高とは

日本以外の国の通貨に対して
円の価値があがること。

1ドル 100円だったのが
1ドル 90円になったら

円高=ドル安
円の勝ちがドルに対して
10円あがったということです。

では逆に
円高とは

これも単純に
日本以外の国の通貨に対して
円の価値が下がること

1ドル 100円だったのが
1ドル 110円になったら

円安=ドル高
円の価値がドルに対して
10円下がったということです。

最初のうちはどうしても
円が増えてるから円高?
円が減ったから円安?

と思いがちなんですが
あくまで各国の通貨と円
の価値の比較で考えるので

最初のうちは円が下がれば
円高 円が上がれば円安
と覚えるのもひとつです。

ショート・ロング

FXでの取引で
取引では

売り注文は ショート
ショートポジション

買い注文は ロング
ロングポジション

といいます。

ポジションを持つ
ということは
どちらの取引を
今現在、保有している
ということです。

2つの名前の由来は
諸説ありますが

ショート(売り)
下落の値動きが
短期間(ショートタイム)
で起こるためで

上昇の値動きは長い時間
(ロングタイム)をかけて
上がっていくため

といわれています。

 

ポジション

FXで買いをしたり売りをしたりすることを
ポジションを持つ といいます。

例えばロング(買注文)をしてそのまま
目標利益までの間 待っているときのことを
ロングポジション保有中 などと表現します。

逆にショート(売注文)の時は
ショートポジション保有中と表現したりします。

初心者の頃は相場に真面目に向き合うあまり
ムダに何度もトレードしてしまったり
負けを取り戻そうと頻繁にポジションを
持つことを「ポジポジ病」といったりします。

両建て

FXでは買いも売りも手軽にできることから

同じ通貨ペアで買い(ロング)と売り(ショート)
どちらのポジションも同時に持つことが可能です。
これを両建て(りょうだて)といいます。

レバレッジ

レバレッジとは よくてこ(梃子)の原理に
例えられます。

英語直訳の
レバー=梃子(テコ) から来ているようです。

てこの原理とは
小学校などの理科で習った
小さい力でも大きなものを動かすことができる
仕組みのことで

これをFXに置き換えると
小さい資金で 大きな資金の取引がおこなえる
仕組みのことを意味しています。

国内のFX会社のレバレッジ倍率は最高で25倍

つまり10万円の保証金で
最大レバレッジ25倍をかけることで
250万円分の取引することができるのです。

海外のFX会社ではレバレッジ最大1000倍などの
会社もあります。

その場合だと
10万円の保証金で
最大1億円分の取引することができる
ということになります。

ロット

ロットとはよく製造業などでも使われる単位ですが
FXにおいては取引の単位に使います。

大体の国内FX会社は 1LOT = 1万通貨
にしているところが多いのですが

近年1通貨や1000通貨からの取引ができる
会社も増えてきたことから

1LOT = 1000通貨 としている
FX会社もあるようです。

海外のFX会社では

1LOT = 10万通貨

としているところが
多いので国内のFX会社の感覚で
最初トレードしてしまうと
びっくりするので注意しましょう。

MT4だとLOT数は下記のようになり
それに応じた損益になります。

MT4ロット数 通貨数 1pips 10pips 100pips
0.01 1,000通貨 10円 100円 1,000円
0.1 1万通貨 100円 1,000円 1万円
1 10万通貨 1,000円 1万円 10万円
10 100万通貨 1万円 10万円 100万円

 

ロスカット ストップロス(損切り

ロスカットとは、FXの取引において
あらかじめ自分で決めた許容範囲の損失額
まで来た時点で決済をして
損失を確定してそれ以上の損失を
食い止めることを指します。

ロスカットと同じ意味合いの言葉で
損切り(そんぎり)ストップロス
などがあります。

強制ロスカット

強制ロスカットとは 文字通り
強制 とあり、FX会社が定めた証拠金維持率
を下回ったときに、

自分が持っているポジション

(売り 買い)がすべて強制的に決済されてしまう
ことを指します。

この制度は、相場が急変動した場合でも想定以上に
投資家の資金を減らさないための“安全装置”のような
存在です。

マージンコール

マージンコールとは別名(ロスカットアラート)と呼ばれ

「これ以上損失が大きくなると強制ロスカットしますよー」と

FX会社が投資家にアラートでお知らせする機能のことで
これが通知されたら 投資家としては

1.これ以上の損失に耐えられるだけの資金を
FX口座に追加で入金する(追証:おいしょう)

2.自分で損切りする

3.強制ロスカットにならないように祈る

しかありません。

過去の経験上 このアラートがきて助かる可能性は限りなく
0に近いので諦めて損切りするしかないでしょう・・・

利食い 利益確定

利食いとは、今現在保有しているポジションが含み益になっている状態で
決済をして利益を確定させることを指します。

利食いする 利確する 利益確定するのように使用します。

また、決めていたターゲットまで我慢できずに早めに利益を確定
してしまうことを チキン利食いやチキンなどと表現することが
あります。

ボラティリティ

ボラティリティとは
価格の変動差(どのくらいの値段の動きがあるか)を
指します。

ボラティリティが大きい
価格の変動の差が大きい
したがってFX取引のチャンスも増えるが
リスクも増える

ボラティリティが小さい
価格の変動差が小さい
FX取引のチャンスが少ない

ボラティリティはボラといわれることが
多く ボラが大きい とか小さいとか
ともいわれます。

テクニカル分析

主にチャートを見ながら分析をすることを
テクニカル分析といいます。

チャート分析の基本のローソク足をはじめ
色々なテクニカル指標(インジケーターをつかって相場を分析し
チャンスを伺っていきます。

ローソク足の基本

間違いない インディケーター 3選

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは各国のニュースや経済指標
金利や金融政策などから 相場を読み解いていく分析
方法です。

 

ローソク足

チャートの表示の種類には ローソク足チャートとバーチャートの2種類がありません
ローソク足は日本の江戸時代に開発された相場の値動きを表すチャートです。

発祥は日本ですが 海外でも「キャンドルスティック」と呼ばれ愛用家の多いチャートです。

ローソク足についてはしっかり学ぶ必要があるので下記の記事を参考にしてください

こちら

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